Para Bellum

Si vis pacem, para bellum

海軍の本

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この話は5回シリーズです。
追記改訂の上サイトに纏めて移行済み。そちらの方が読みやすい。
サイト > WORKS > 歴史話 > 近代史 > MTS-ALL よりどうぞ。
題は『海軍の本より』に変わっています。

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近くまで行ったので久々にブックオフを覗く。
三和義勇の『海軍の家族』は100円、『追悼山本五十六』は200円、『大江戸入門』は100円。
安かった…





『海軍の家族』、新品やー読まれた形跡がない。
前々から読みたかったのでこれは嬉しい。
山本五十六はどうするかなあと思ったんだけど、山本が亡くなった後『水交社記事』に寄稿された関係者の追悼文だったので。


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鈴木貫太郎、井出謙治、安保清種。おお!
とりあえずこの三人の名前を見て。笑。米内光政、井上成美の名前もあります。
あちこちで引用されている三和義勇の山本五十六の追悼も掲載されていて、これが原文かと思いながら見てたんですけどね、


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おい…


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おい…(笑)
井出さんまだ生きとるがな(笑)
一応と思って調べてみたら、井出の死去年は昭和21(1946)年、戦後。


井出謙治は年初辺りにこのブログで何度か出てきました。
加藤友三郎が海軍大臣を務めていた際の海軍次官だった。


//blog-imgs-59-origin.fc2.com/m/u/r/murakumo1868/69.jpg


ワシントン海軍軍縮を纏めた際、少壮の海軍軍人からは不満が出たのですが、かといって彼らはそれを加藤友三郎にそれをぶつけることもできず。
そんなこんなでナンバー2であった井出に不満が集まった。
加藤友三郎としては井出を時期海相にしたかったのではないかと思いますが、そんなこともあってそうもいかず。
山梨勝之進は、井出が要路に残っていたら海軍の歩みも違っていただろうと述べていますが、そのまま中枢からは離れてしまった。
その後に海外視察に出かけるのですが、それくらいしか使い道がなかった(……)と山梨が書いているのが印象的でしたわ…
その井出に随行したのが山本五十六になります。

山本がギャンブルに強かったのは有名ですが、井出と視察に行った際も随分やっていたようで、
「2年ほど欧州で遊ばせてくれたら戦艦1隻を作るくらいの費用は出来るでしょう」
実際に井出に言ってたんだね!このセリフ!(笑)

それにある人が書いていたけれど、秋山真之の『軍談』なんかも熟読してたらしい。そうなんだ…

追悼録ですし、時代も時代なので全体的に賛美的な空気がかなり強く流れていますが、それを差し引いても関わりが深かった人の話は面白いです。
いい意味での付き合いができる人からは本当に慕われていたのがすごくよく分かる。
「男の修業」とか「やってみせ」とか、本当にそのままだわこの人…
部下からしたら神様みたいな人だっただろうな~


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