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明治・大正・昭和初期の軍人・政治家の話が多め
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一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)

20170701

文楽を見に行ってきました。
「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」。
ちゃんとした文楽を見たことがなくて、チラシを見た時にこれは絶対に行きたいと思ったのですよ。
しかも一の谷!平家!

迫力あり見応えありで、行けて本当に良かった…
機会があったら文楽劇場で見てみたい。
話の筋だけを知っている状態で、言葉について行けるかどうか心配していたのですが(予習しろよ)、床本を頂いた上上演中は字幕がついていたので、本当に杞憂に終わりました。

人形遣いの方々が本当に丸見えなので(笑)(仕方ないやろ…)初めは少し違和感があったのですが、慣れてくると全然気にならない…というか、人形しか見えてなかったから不思議。
太夫の語りが凄くて途中不覚にもちょっと泣いてしまった。

第一部がトーク、第二部が浄瑠璃で、一部のゲストは生田神社の名誉宮司の方でした。
面白かったわ。笑
へえと思ったのは、今はないのですが、戦前は生田神社にも能舞台があったそうです。
能舞台の背景に描かれている松は影向の松(ようごうのまつ)という、春日大社の松一択なのですよ。

ただ生田神社は洪水が起きた際に、水害防止のために植えられていた松が全く役に立たなかったどころか、神様を動かす(そして戻す)というハメになり、松が倦厭されるようになったのだそうです。笑
松の代わりに杉が使われ、門松も松ではなくて杉。今でも。
能舞台の背景の影向の松も、杉が描かれていたのだそう。
薪能の時も一の松、二の松、三の松、ではなく、一の杉、二の杉、三の杉だったのですって。

戦前、生田神社はこの唯一の能舞台で有名だったそうです。
それも空襲で焼けてしまった。

この名誉宮司さん、昭和9年のお生まれとおっしゃっていました。
戦前の神戸や生田神社の話を少しされていましたが、話の流れで、
「昭和16年の12月8日にラジオから”ポポポポポポーン 臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部…”とか流れてきて…」
いきなり何の話。笑

劇場の椅子で長時間座るの、正直つらいのですが(笑)、行けてよかったです。
楽しかった~
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