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没後150年 坂本龍馬展@京都国立博物館

10月15日から開催の坂本龍馬展に行ってきました。


没後150年 坂本龍馬展@京都国立博物館


上の看板に「龍馬は、手紙の中に生きている」とありますが、これがテーマだったようです。
展示は書簡が中心でした。

本当に相当数が出ていて、現在所在が明らかになっている坂本龍馬の書簡は122,3通だそうですが、その内75通ほどが出ていました。
これだけの数が一度に見られるのは初めてでは?
それにこういう機会は滅多にないと思う。
全部に釈文のキャプションがついていて、また図録の方にも全釈文が載っていたので私は満足です。笑
図録にはホント、釈文付けて欲しい(真田丸…


没後150年 坂本龍馬展@京都国立博物館


龍馬関係は下の関係史料本があればいいやと、今まで見た規模の大きい展覧会でも図録は買わなかったのに(笑)
新出史料と中井弘の刀に引っ張られましたね。そうですね。

2年ほど前に龍馬の新出史料が出ていまして、それも展示されていました。
こちらで書いた北海道にある史料の内、姪の春猪に宛てた書簡も出ていた。

後者は姪の容姿を滅茶苦茶に落とした内容。
今見たら日付が2008年夏なのですが(笑)、本当に未だに凄く印象に残っていて、こんな内容よく残しとったな…春猪ちゃん…

土曜講座で宮川禎一さんの講演があったので聞いてきましたが、この手紙が取り上げられていました。
流石に8年経つと解明されている部分もあり、解説も進化していた。笑


没後150年 坂本龍馬展@京都国立博物館 


書かれたのが慶応2年1月20日夜で、薩長同盟が締結される前夜。
あれだけあれだけ土佐の人間が薩長の間を駆け回って周旋したのに、薩長双方顔を突き合わせても何も言い出さないまま終わり、桂小五郎(当時木戸貫治)がもう俺長州に帰るから、君には一言礼を言いたくてとか言い出した夜ですよ。笑
西郷の言い分を聞き、桂の言い分を聞き、怒鳴り散らしたいのをぐっと飲みこんで、何とか薩摩が同盟を言い出すという所まで漕ぎ着けた…っちゅう、そのストレスを姪に吐き出しているという。


聞いていてなるほどそうかもと思ったのは、龍馬って末っ子なのですよ。
兄、姉3人、龍馬(兄とはいえ年齢差は20歳程あり父に近い感覚だったのでは)。
家族の中で、心配からの小言謂れキャラ・説教されキャラになっているという、何という末っ子の宿命(笑)
家族の中で龍馬が上から物が言えるのは、姪の春猪(とその旦那)しかいなかったようなのですね。
そういうのが出ていると思う、とのこと。

しかしこの書簡にも落とし所があり、それが最後の段の「無事で長生きしなさいよ」らしい。
まあ、だからといって、生まれ持った容姿をくそみそに罵倒される方はそんなん知らんがなっちゅう気持ちは抜けない^^;


つづく(終わらなかった…
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