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元のかたち

ウォークマンに入れていた曲を間違って全部消してしまった。
で、ぼちぼち入れ直しているんだけど、ほとんど落語っちゅうなんともはやな感じに…
普通の歌入れようとあれこれ見てたら、あ、そういえばこんなん入れてたわーというものがあった。
明治大正の流行歌。

散切頭を叩いてみれば文明開化の音がする
総髪頭を叩いてみれば王政復古の音がする
丁髷頭を叩いてみれば因循姑息の音がする

…といういかにもなフレーズがありますが、これも当時の流行歌(都々逸)だった。明治5年位。
『書生節』とか『ざんぎり頭の唄』というのですが、ひっさびさに聞いてみたら、あれ?
このメロディ『田原坂』とおんなじやん…
あめーはーふるーふーるぅじんばーはぁゆーれーるー
ざんぎりーあたぁーまーをたたいーてぇみーれーばー

『書生節』、何度か聞いている筈なんだけど今回初めて気が付いた。
『抜刀隊』のメロディで『ノルマントン号沈没の歌』を歌ったり、『日本海軍』のメロディで『広瀬中佐』を歌ったり、当時の歌ってこういうのが多かったのか。
文語調だから字数が合い易いんだろうなあ…

で、これまた久しぶりに『勇敢なる水兵』を聞いたわけです。
いやー大好きなんですこの歌。笑。
ええ、お前幾つだよと言いたくなる気持ちはわかります。笑。

戦前の歌は短い歌詞が何番も続くというのが多いですが、この歌もそうで、えー…何番まであるの?8番?9番?
有名な軍歌だけにあちこちのCDに収録されていますが、聞くCD聞くCD収録されている番数が違う。
一体何番まであるのかさえ分らず、え?となるわけで。

ただなー昔の歌って、ストーリーがあるものが多いんだよね。今のと違って…
めちゃくちゃ話続いてて、抜けたら歌として成立せんやろ、という感じのものが多い。
ただCDとしては時間の制約があって、歌詞もどこかを抜かないといけないんだろうというのはわかる。
それで文章として繋がっている所を丸々抜いてしまう羽目になる。

個人的には森繁久弥が歌っているものが好きなのですが、これが本当にそんな感じなんだ。
『勇敢なる水兵』なのに、勇敢なる水兵の具体的描写が全部抜けているorz
水兵が「まだ沈まずや定遠は」と叫ぶ場面とそのプロセスが抜けている。
話として一番盛り上がる…というかメインだよね、ここ^^; うーん…
で、図書館で見つけたんですよ、これ。

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……。…………。何も言うな。
ヘビーユーズしている図書館で借りるには流石に躊躇った(借りたけど)。
全部歌ってんのかと思って。
結論から言うと歌われてはなかったので残念だったけど、『橘中佐』が私が知ってたものとはまるで違ってて驚いたわー
曲調も歌詞も一部重なってるだけで全然違うやん。
どうなってんの?と思って適当に調べてみたんだけど、どうも同題異曲を合わせたナンバーらしい。
なんていうか、もう元の姿が分からないなあ…

まず最初から最後まで聞くってことすらが難しいというのが何とも。
『抜刀隊』も『軍艦行進曲』も『日本海海戦』も途中までじゃなくて始めから終わりまで全部を聞いてみたいんだけど、たったそれだけのことが難しい。

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