Para Bellum

Si vis pacem, para bellum

Home > ヒストリ:近代MTS > 明治 > 乃木希典殉死の検案書発見(青森)

乃木希典殉死の検案書発見(青森)

久々に歴史関連のニュースです。近代。
ビックネームの中でも乃木希典はコンスタントに話題を提供してくれますな…
「○○発見」というネタでは定期的とも言っていい程だよ^^; 


平内で乃木大将殉死の検案書発見 (東奥日報 2014/1/5) 別窓


//blog-imgs-59-origin.fc2.com/m/u/r/murakumo1868/20140114.jpg


乃木希典の遺体を検視した警察医の報告書「乃木将軍及同夫人死体検案始末」の写しとみられる文書が、佐々木多門(平内出身の銀行家・経済学者)の生家に残されていたことが判明。

乃木の検視報告書は当時の政府・軍部が伏せてしまい、原本の存在は今も明らかになっていないそうです。
原本の写しや出版物が国会図書館や東京の乃木神社に数点現存しているのみ。
今回発見の文書には従来の写しにはなかった内容が含まれていて、乃木希典の研究者ら曰く、
「状況をより正確に記録した貴重な資料」
とのこと。

結構長い文です。上記リンクからどうぞ。
発表媒体が新聞社で発表から既に10日経っているので、興味がある人は早めに確認した方がいいと思います。

***

平内って青森県だよなあ。東京からこれまた随分遠い所で見つかったもんだ。
で、佐々木多門って誰なんだろう…
このニュースを読むと床次竹二郎の顧問だったり、一戸兵衛(青森出身)と親しかったらしく、そうなら結構社会的地位があった人なんだろう。
…と思って手元にある辞典を捲ってみたのだけれど載っていない。
本の返却ついでに図書館で近現代人名事典と国史大辞典を捲ってみたのですが載ってない。
ウィキペディアを見たら載ってた。

その情報によるとこの方、高橋是清と床次竹二郎の懐刀であったようです。
え?
何言ってんのかよく分かんないwww (※高橋と床次は政敵)
生年は慶応2(1866)年で、広瀬武夫や秋山真之より2歳年上。
明治14(1881)年頃は東京の共立(きょうりゅう)学校に通っていたとのこと。へー。
共立学校は『坂の上の雲』でも出ていましたが、秋山真之や正岡子規が高橋是清から英語を学んだ学校です。
もう2・3年遅かったら同窓だった訳だ。
どうやら英語の達人だったようで、そこからつらつら書かれていた経歴はすごかった。

とはいえ、ウィキなので、他に何か紙ベースでの確認がしたい所である。
今まで何度か書いてきましたが、ウィキを鵜呑みにしてはなりませぬ。正しい項目も沢山あるだろうけど。
最近では原敬の項目で間違いを見つけたよ…
原の養嗣子の貢さんが原の「実の甥」になってた。
試しにリンクが張ってあった貢さんの項目を見たら、こっちもやっぱり「甥」、そしてご丁寧にも「姉妹の子」という表記が。
いやいやいやいや…どこから出て来たんだよそれ(笑)
兄の娘の次男だよ!(笑) 
つまり姪の子だ。
だから貢さんから見たら原敬は叔父じゃなくて、大叔父(じいちゃんの弟)になる。
貢さん、養嗣子になる前は原の事を「おじさん」って呼んでいたから、紛らわしかったんだろうとは思うけど…

そう言えば、加藤高明の項目でもそういうのがあった。
加藤は元々「総吉(ふさきち)」と言ったんですが、「そうきち」って振り仮名が振ってあった。
別に書く必要ないのに書いた上間違ってるって一体……^^; 
先入観だろうなあ…
今はどうなってるのか知らんけど。
ついでに言えば加藤総吉君のあだ名は「ふーさん」でした。

加藤高明は広瀬武夫の嫂春江の従兄だということは以前書きました。
この春江の父が加藤の優秀さに目を付けて、愛知から東京へと引っ張り出した。
特に英語は愛知で教えられる人がいない位よく出来たみたい。
加藤は当時祖父母と暮らしていましたが、その祖父母と実父を春江の父は随分説得したらしい。
勿体ないって。東京で勉強させてやれって。
上京してからは安井家(春江の実家)に下宿したり、家を出ても休み毎に遊びに行ったりしていたそうで、若い時分は恐らく春江女子とも随分交流があったはずです。
年が離れているので、「お兄様」的ポジションだったと思うけど。
加藤に改名を勧めたのもこの春江の父で、恐らく加藤はこの安井氏には足を向けて寝られなかったと思う。

ウィキぺディア、本当に便利だけど、自分での確認は怠れない。

***

カテゴリーに新しく「スクラップノート」を追加しました。
前ブログで「管理」としていたカテゴリーですが、名称を変えてみた。
歴史関連の新聞記事・ニュース、自分用ウェブ上スクラップノートということで非公開にしています。
タイトルは全員が閲覧可ですが、内容は管理人オンリーですので悪しからず。
fc2は前ブログみたいにカテゴリーそのものを隠すということが出来ないみたい。
不格好だ…orz
この記事読みたいパスワード教えて、というご要望には応えかねますのでご了承ください。
ごめんね。
ネットで見られる記事にはリンクを張りますが、早ければ数日で元記事は消えていきます。
気になる内容は早めの確認が大事。

もうひとつ、(私的に)めっちゃすごいニュースをついさっき見つけたよ!
これは明日書きます!


ランキング 日本ブログ村 ブログランキングならblogram

ランキングクリックして下さった方、拍手頂きました方、ありがとうございました^^
関連記事

Comments

post
Comment form

Trackback

Trackback URL
Copyright © 土原ゆうき(ヒジハラ)