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松田千秋海軍少将 在米英文日記発見

<戦艦大和>艦長の在米英文日記「豊かさ、比較にならない」 (毎日新聞 2014/8/13)

戦艦大和の艦長などを務めた松田千秋海軍少将のアメリカ駐在期の英文日記を遺族が遺品の中から発見した。
松田は昭和4(1929)年に語学研修の為渡米、翌年在米大使館付武官補佐官に就任、約2年間駐在した。
今回見つかったのは昭和4年6月~9月のもので約120ページ。

アメリカの豊かさに驚く記述もあり、同国通の軍人が少ない中実地でアメリカの国情を体感。
戦後に当時を振り返って曰く、
「アメリカは資源の豊かさや生産性など、日本とは比較にならないと思った」

松田は第2次近衛文麿内閣の直属機関「総力戦研究所」の所員として研究生を指導、国際情勢を踏まえ戦争のシミュレーションを行っており、その結果「日米戦日本必敗」の結論を下す。

日記の内容は14日午後9時、BS11の「報道ライブ21 INsideOUT」で放送されるとのこと!


戦後はとあるので名前でググってみたらウィキペディアがトップに出てきました。
見たら没年が平成7(1995)年。意外と最近ですな。
44期ですって。黒島亀人と同期ですって。そういう年代か…


お盆はやっぱり忙しいです。
目が回りそうorz 
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Comments

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2014-08-14 01:00 
object #111
松田千秋少将といったら海軍良識派、だけど山本五十六等にはある程度の批判を持った新時代の海軍軍人で界隈では結構有名です。
戦後も発明なんかして、その面でも有名な方ですよね。
北号作戦の指揮官としての実績もありますし、伊勢・日向のあの大回避の回避術の基礎を考えたのもこの方です。
かなりファンなんで、なんか関連品を手に入れてみたいですねw
2014-08-14 11:18  >objectさん
ヒジハラ #112[Edit]
そうだったんですか。
お察しの通り私の守備範囲(?)が日露戦争辺りなもので、大東亜戦争辺りは全然知らないのです。
今回の松田少将についても総力戦研究所の話は読んだことがあるという程度、ウィキを流し読みしてすごい人もいるなあと感心した程度で^^;
戦えば必ず負けると多くの海軍軍人が思っていたのに、本当にどうして戦争になってしまったんだか…
2015-01-26 17:50  堀 悌吉
石原 義一 #231
こういう人物がいたのかと驚いた。しかし、男の嫉妬というのは凄いとというか醜いというか…女のより始末に悪い。日本の組織を潰すのはこの男の嫉妬から始まる権力闘争、派閥争い…日本だけではないが、エリートと自認する連中だけに始末が悪い。魚も頭から腐るというが、組織も同じ。山梨/堀のラインを海軍から追い払ったことが結局は海軍の滅亡に繋がったと言えるのではないか。引き続き貴殿の文章を読ませてもらいたいと思います。石原
2015-01-26 20:55  >石原義一さん
ヒジハラ #232[Edit]
初めまして。
パラべラムをお読みいただきましたようでありがとうございます。
堀悌吉は山本五十六の親友という位の認識でしたが、調べるほどになぜこの人が山本の陰に隠れて大きく扱われることが少ないのかと。そして堀や山梨程の人物は多くはないでしょうが、知らないだけで驚くほど素晴らしい人はまだまだいるのだと思います。

所謂条約派系の軍人が多く海軍を追われたのは、私も日本近代史の大きな曲がり角のひとつであったと思います。後の歴史の推移を鑑みてこの時にこうでなければと思うことが多すぎて…
組織や政治や国、歴史を動かすのは人間だと強く意識せざるを得ない出来事だと思います。
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